こんにちは。コンカズ (@konkazuk) と申します 。
この記事では、僕が最終的にたどり着いた洋書を挫折せずに効率よく読む「二刀流」のやり方を解説していきます。
英語学習のついでに、洋書で本を読むことにトライしている方は結構いらっしゃると思うのですが、
こいつは面白そう!
コレを読んだら自分のためになるのでは?
…なんて本は、今の時代次から次へと出てきて、正直キリが無いですよね。
でも、ちょっとここで次の本に手を出す前に考えてみてください。
選ぼうとしている本を読み終えるのに、あなたの今現在の英語レヴェルで、どれだけの時間がかかるか想像できますか?
こんなシンプルなことを自分に問わなかったために、「いつか絶対に英語で読む!」と言う、根拠のない自信 (w) によって、僕はある程度の費用とスペースをいままで無駄に費やしてきました。
この記事のタイトルからも察しがつくと思いますが、今の時代、本は「聴く」こともできます。
英語学習意欲と読書欲のバランスをうまく保つためにも、今からコレを利用しない手はありません。
「読みたい本の数と自分の読むスピードが比例しない」という問題!!!
挫折せず楽しく洋書を読むために、本の内容があなたにとって興味深いって事は大切な要素です。
しかしながら、今になってみると僕は「自分がその本を読み切るのにかかる時間」ってのも考慮すべき点であると考えます。
ひょっとしたら、あなたには今、すでに読みかけの本があるのではないのでしょうか?
僕が作り上げてしまった悪循環のうちの1つに、「今読んでる洋書を読み終えたら、次はコレを読もう!」という感じで、現在読んでいる本をまだ読み終えていないうちから、次に読みたい本を漁りはじめ、次第に購入したその本が少しずつ(何十冊とまでは言いませんが)部屋のすみにストック化されていくというのがあります。
初めは、「なんか洋書が身の回りに増えてきて、ちょっとカッケーやん。(まだ読んでへんけど、いつか読んだんで!…w)」ってな感じであまり気にかけなかったのですが、ある時ヤバいことに気がついてしまったのです。
「情報が次から次へと入ってくる今の時代、読みたい本も次から次へ出現する」ってことを… w
そんでもって、とりあえず今あるストックを消化していくために、その中でも薄い本から手を出す。
その結果、厚みのある本だけが読まれずに墓場送りになっていく。
「何してんのやろ、俺…?」
本来、英語学習もついでに楽しみながら進めていくはずだったはずが、今となっては…
「アンタ、私たちのことホコリだらけにしといて、一体いつになったら読むつもりなのさ?」
ってな感じで、厚めの本たち、そしてさらにはカミさんにも睨まれる状況にあります。
楽しいはずの読書がプレッシャーになってしまってはいけませんよね。
ここでやっと、「自分が楽しみながら読めるペースで、たとえば1年でどれだけの本を読むことができるか?」と考えてみたところ、このペースでいったら1年で、そーたくさんは読まれへんな (w) ということに気がつきます。
それでも読みたい本は読みたい!(しかも英語で)
英語で読んで理解したい、英語学習もかねて洋書を読みたい。
あの本読みたいけど、めっちゃ分厚い!
でも僕は、私は、根性あるからいつか必ず読める日が来る!(まだ言ってる!w)
そんな日は来ません!
「英語でこの本読んだったで!」願望の裏には、あなたがいつの日か、ある英語学習洋書根性完読圧力団体によるプロパガンダによって知らぬ間に植え付けらてしまった「達成感第一主義」が見え隠れします。
これによって、あなたは
「本から情報や知識を得る」という、
もう一つの「読書から得られる純粋な喜び」を失いつつあります。
しかしながらご安心ください。
そもそも英語学習ってのは何も「読む」だけではありません。
「聴く」力を養うことも同じぐらい大切です。
ここで僕が自分の問題を解決するために色々考えた結果が…
- 忙しい中、途切れ途切れに読んでも3ヶ月以内には読み終われそうな厚さの本(文字の大きさにもよりますが250ページを超えるものは、挫折エリア。) 👉 読む
- 分厚くてどう考えても短期間で読めない、途中で挫折しそう。とは言え、自分のためになりそうなので、どうしてもオリジナルヴァージョンを英語で理解したい。 👉 聴く
という感じになります。
この方法でいけば、英語の ”reading” と “listening” の両方のエリアを、自分の読みたい本で学習することができます。
オーディオブックの素晴らしい点は、スイッチオンさえすれば、あなたの両手はフリーになるので、キッチンで洗い物をするときや、通勤などの隙間時間を利用することができるところです。
これは正直なところ自分で使ってみないと、この効率の良さは分からないですね。まさに、”革命”レヴェルです。
僕は通勤にチャリで往復1時間ちょいぐらいかかるのですが、長さが5時間越えのオーディオブックも6日で聴き終わることができました。
ここで皆さん、オーディオブックで聴くのに5時間以上かかる洋書を、フィジカルな本で読むことを想像してみてください。
かなりの確率で挫折しそうなのが目に見えてますよね。しかも分厚い本の所有は、スペースのむだにもなります。
というわけで、まずは騙されたと思ってAmazonオーディブルの無料期間を利用して、この効率の良さを自ら体験してみてください。(無料体験中に退会すれば、月額料金は発生しません。)
僕と同じように、「うわっ、なんでもっと早く手ぇつけへんかったのやろ?」となると思います。
Amazonオーディブルを30日無料体験してみる
(上のリンクを押して出てきたページに、無料体験の情報が書かれていない場合は、一番下までスクロールすると、ボトムの黒いエリアに小さな文字で、「Audible(オーディブル)」と書いてあるところがあるので、そこをクリックすれば行き着けます。)
そこには、良書がズラ〜っと並んでいて、まるで目の前が宝の山です。w
たとえ、今のあなたに「時間」というものが、有り余っていたとしても、人間歳を重ねていくたびに忙しくなっていきます。
失った時間の大切さに後で気づくよりは、いまのうちからオーディオブックを利用して、たくさんの情報をゲットしていく方が賢明ですよね。
一方で「読む」ほうの本に関しては目安としては、200ページ未満の本が良いですね。
個人差があると思いますが、自身の英語ボキャブラリーが少ないうちから250ページをオーバーするような本は、スタミナ的に無理があるので避けたほうがいいです。
ちなみに、洋書初心者の方にでも簡単に読めるオススメの本を下の記事で何冊か紹介しているので、興味のある方はこちらもどうぞ。
【初心者におすすめの洋書6選】初心者は、まず薄い本から手をつけるべし!!!
僕が無料期間中に「聴いた」洋書のうちの1冊 “Atomic Habits”
”Atomic Habits” by James Clear
この本は、日本語版で「ジェームズ・クリアー式複利で伸びる1つの習慣」というタイトルで発売されているのですが…
正直、かなりヤバい本ですね。
Must-read (listen) です。
簡単に言ってしまえば、
「何かを改善するには、物事をながい目で見ながら、小さな習慣を積み上げていくことによって達成させることができる。」
ってことが書いてあるのですが、
「なんや、そんなん分かりきったことやんけ!」
と一瞬思うかもしれないこの簡単な事実に、結局私たちは常に振り回されているわけですよね。
これを達成するために作者は、よい習慣の作り方、悪い習慣から脱出する方法などを4つの段階、
- cue (きっかけ)
- craving (欲求)
- response (反応)
- reward(報酬)
にわけて、それらを分析しながら具体的な例を含んで説明していきます。
あなたの生活の改善に必要なキーが、全てここに詰まっていると言っても過言ではないです。
過去にスティーブン・コヴィーって人が書いた「7つの習慣」って本を読んだことがあるのですが、この本のほうが具体例が多く、実際の自分の生活に落として行きやすいですね。
さらにこの本の中では、良い習慣を形成する、または悪い習慣から抜け出すコツを、
「時間」と「場所」
を指定して、その中で
「さらに細かい習慣を組み合わせながら進めていく」
という脱落する逃げ道をいちいち塞いでいく方法を教えてくれるので、「これなら、自分の場合に当てはめて、実際に試してみようかな?」という気にさせてくれます。
こんな良書が短い時間で頭に入ってくる(もちろんわからないボキャブラリーも出てきますが、まずは概要をつかむためにリスニングに集中。)っていうのは、奇跡以外の何者でもありません。
もしも聞き取れない部分があったのなら、何回も聴き直せますし、身につけたいカッコイイ英語表現に出くわしたのなら、一時停止してケータイのnoteのアプにメモっておけば良いのです。
コレはもう実際に読んで(聴いて)みて自分の毎日の生活に当てはめて試してみる価値大アリです。
興味のある方は下のリンクからどうぞ。👇
まずは日本語で理解してから英語で聞きたい、という方はこちらから。👇
正直な話、一度スキマ時間を利用して勉強することを習慣にしてしまうと、イヤホンを家に忘れたりなどしてオーディブルが聞けなかったりすると、ショックを受けるレヴェルになります。
オーディブルを聴くことが、あなた自身の時間の大切さを再認識させてくれます。
ライバルと差をつけるためにも、ぜひこの無料期間を利用して色々試してみましょう。
というわけで、今回は英語学習のために洋書を効率的読むためには、二刀流でいくべし!という内容でした。
是非とも実践していきましょう。
コンカズ