どうも コンカズ (@konkazuk) です 。
「〜に続いて」の英語表現。
シンプルな口語表現と、難しくはないけど「どっちがどっちに続く」か忘れてしまいがちな表現、の2点が一般的に使われています。
どちらもよく使われる表現なので、ここでしっかりとモノにしていきましょう。
① A, and then B 「A、続いて B」
“〜, and then〜” の形は、カジュアルな言い方であると共に、日常生活において、この言い回しを使わずに1日が終わることはまずないであろう、というぐらい頻繁に使われます。
何かを順番に説明する際に「A, それに続いて B」「A, そんでもって、その後 B」という感じで使える、超便利な表現です。
なにはともあれ例文いっときましょう。
He quickly opened the doors, and then run away.
「彼は急いでドアを開け、そして逃げていった。」
She opened the package, and then chucked them all into her mouth.
「彼女はパッケージを開け、続いて中身を全て口の中に放り込んだ。」
I opened the drawer, and then found this mysterious notebook.
「引き出しを開けると、続いて私はこの怪しげなノートブックを発見した。」
Please press the button, and then open the door.
「ボタンを押した後、続いてドアを開けてください。」
Walk straight down to the traffic light, turn left, and then you will see the shop you are looking for.
「信号までまっすぐ歩いて下って行き、左に曲がると、続いてあなたの探しているそのお店が見えますよ。」
これらの例文からも分かるように、普段からごく普通の会話で、普通に使われる表現です。
逆に言えば、この表現を知っておくだけで、かなり文章が組み立てやすくなります。
② A followed by B 「A に続いて B」
次によく見かけるのがこの ”followed by” を使った表現ですね。
この表現の問題は、”followed by” だけで記憶していると、後になって文章を組み立てるときに、”A” と “B” の位置がこんがらがってしまうという点です。
もともとは、”be followed by 〜“ という「受け身」の形になっているのですが、この ”be” が省略された形がたまに使われるため、混乱が生じてしまいます。
というわけで、まずはこの受け身の形を頭にしっかりと固定しましょう。
“follow” は、もともと「〜について行く」という意味ですよね。
A follows B. = 「A が B について行く。」
これを受け身にすると… 👇
B is followed by A. = 「B は A によってフォローされる。」
つまり「A がB に続く。」 👉 「B の後にA がつづく。」となるわけです。
もうこの時点で、少し「クラッ」としますよね。w
とりあえず例文を見ていきます。
The main course was followed by refreshing green tea ice cream.
「メインコースに続いて、さわやかな抹茶アイスクリームが続いた。」
June is followed by July.
「6月の後には7月が続く。」
A little “cracking sound” was followed by hideous noise.
「小さな “ペキッ” という音の次には、凄まじい騒音が続いた。」
と、まあこんな感じになるわけですが、混乱しないためにはこの前置詞の
“by” 「〜によって」
に注目することです。
「“A” によってフォローされる」ってことは、この “A” の方が後に続く、ということなので、ここを抑えることによって、受け身の形でない文章もサラッとイケるようになります。
Lightning struck, followed by blackout.
「稲妻の後は、停電が続いた。」
Jackie came out of the building, followed by Andy.
「ジャッキーに続いて、アンディーが建物から出てきた。」
Extremely dry weather hit the village, followed by the shortage of water.
「極度の乾燥に続き、水不足がその村を襲った。」
このように、一つの物事に対して連続で何かが起こる際には、コンマの後に “followed by 人、または出来事” という形でよく表現されますが、先ほど述べたように “by” 「〜によって」をしっかり頭の中に入れておく事で、混乱を避けることができます。
というわけで、今回の記事はここまでとなります。
これらの2つの表現を実際に使えるようになるためにも、もう一度例文を音読してみて、そしてさらに、自分でも文章を作ってみましょう。
それではまた。
コンカズ